
今田かう造 運命の分かれ道
| 生活費【月額20万円】 | 内訳 | 1.基本的な生活費 | 15万円 |
|---|---|---|---|
| 2.ご主人のお小遣い | 3万円 | ||
| 3.保険料 | 2万円 |
貯蓄額【年間】 50万円(現在の貯蓄残高 300万円)
| 教育費 | 幼稚園(2年) | 小学校(6年) | 中学校(3年) | 高校(3年) | 大学(4年) |
|---|---|---|---|---|---|
| 健太郎(5歳) | 公立46万円 | 公立174万円 | 公立117万円 | 公立138万円 | 私文763万円 |
| 幸恵(2歳) | 公立46万円 | 公立174万円 | 公立117万円 | 公立138万円 | 私短453万円 |
| 自家用車他費用 | 40歳時 200万円 | 結婚援助費 | 建太郎 28歳 200万円 |
|---|---|---|---|
| 50歳時 200万円 | 幸恵 26歳 200万円 | ||
| 60歳時 200万円 |
住居費 賃貸・購入それぞれ試算どおり
物価上昇率 一般物価・年金上昇率 0.5%
教育・結婚費用上昇率 1.5%
妻、子供2人の今田かう造は,35歳でサラリーマン。
現在、滋賀県大津市のとある賃貸住宅に住んでいる。この4月に課長になったが、 子供もそろそろ学校に行く年頃になり、家のことが心配になってきた。
このまま、この賃貸住宅に住み続けるのか、家を買うのか・・・ そんなことを考えている毎日であった・・・ ある日、新聞広告を見ていると、全く同じ造りの建物が2軒隣り合わせで載っていた。
土地の面積も同じ。一つの土地を二つに分けて、同じものを建てたものであった。
唯一の違いは、一つは建売り、もう一つは賃貸住宅であった。
同じ土地に,同じ建物。今田さんは迷いに迷った。 そこで、それぞれの住居費について、シュミレーションしてみることにした。 (家賃および物件価格は現在の相場で算出いたしました)
| 物件価格 | 3,000万円 |
|---|---|
| 借入額 | 2,700万円 |
| 金利3.2%(仮定) | 30年返済 |
年間返済額 1,403,858円
| 毎月払い | 60,545円 |
|---|---|
| ボーナス月 | 338,659円 |
| 家賃 | 毎月10万円 |
|---|---|
| (家余りで家賃は上がらない) | |
| 更新料 | 2年毎20万円 |
年間住居費 1,200,000円
35才から80才までの家賃総額
(10万×12ヶ月×45年)+(20万×22回) =5,840万円
(65歳までの家賃合計 3,900万円)
このように、家賃と返済額だけを比較してみると、ローン返済期間の65歳までで比べると、
家賃 3,900万円 返済 4,211万円とローン返済額の方が多くなりますが、 家賃の方は、それ以降も支払が続くので、最終的には逆転してしまいます。
ここで終わってしまうと、“あるある大事典”と同じなので、もう一歩踏み込んで考えてみると・・・
■住宅ローン控除が適用される■
今田さんのケースですと
1年目から11年目 年間 137,500円
12年目 134,490円
13年目 134,302円
14年目 130,046円
15年目 133,698円
合 計 2,049,036円
の税金が戻ってくる事になります
■ご主人に、万一があった場合■
団体信用生命保険に加入していれば、ローンの残債は、自動的に返済され、支払は無くなります。(団信の保険料は住宅ローンの金利に含まれているため自己負担はなし。)
家賃の支払は続くので、家賃相当分の 生命保険に加入しておく必要があります。
例えば、万一の際に80才まで10万円ずつ支払われる保険に加入するには、毎月10,320円の保険料負担が必要です。 (ソニー生命 家族収入保険 65歳払込満了80歳までの保障 年金月額 10万円の場合)
35才に加入したとすると、 保険料累計は10,320円×12ヶ月×30年=3,715,200円 となります。 すると、65才までの家賃3,900万円に加えると、総額4,271万円になります。
■維持費はいくらいるの?■
・毎年の固定資産税の支払が要ります。
・年間10万円程度 10万×45年=450万円
・将来、発生が見込まれる修繕に対する積立を考慮しておくこことが必要です。
・基本的には要りません。
では、集計してみましょう
| 「~65歳」 | |
|---|---|
| ローン返済合計 | 4,211万円 |
| 固定資産税 | 300万円 |
| 修繕積立金 | 500万円 |
| ローン控除 | ▲204万円 |
| 居住費小計 | 4,807万円 |
| 『65歳~80歳』 | |
| 固定資産税 | 150万円 |
| 居住費合計 | 4,957万円 |
| 「~65歳」 | |
|---|---|
| 家賃合計 | 3,900万円 |
| 保険料 | 371万円 |
| 居住費小計 | 4,211万円 |
| 『65歳~80歳』 | |
| 家賃合計 | 1,940万円 |
| 居住費合計 | 6,211万円 |
以上のような結果か出ました。しかし、これらの数字はあくまでも仮定の話ですので、 これだけでどちらが損でどちらが得なんて事は当然言えません。
ただ,数字以外のことで、客観的に見て、それぞれ、メリット・デメリットがありますのでここで整理してみましょう。(1ページ目の「それぞれの主張以外で」)
◎メリット(反対の内容が他方のデメリット)
・世間一般的に信用力があると言われる。 (カード1枚作るにも持ち家か賃貸かを記入する欄があるのはご存知のことと思います)
・子供に資産が残せる。
・老後資金の確保のために、「リバース・モーゲージ」が利用できる。
・増築・改装が自分の好みで自由に出来る。
・万が一の時はローン返済がなくなる。
・何よりも気軽さがあり、給与等の変動に応じて転居できる。(借金をしなくてもよい)
・飽きたり古くなったら、転居できる。
・固定資産税が要らない。
等々、あとはあなたが感じること全てが、メリットにもなり、デメリットにもなります。